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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの聖地を巡って
2022/09/26
こんにちは!管理人のながやんです。
今回の聖地巡りの題材『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は、湘南のとある高校に通う主人公が、この物語特有の病“思春期症候群”を引き起こした少女達との不思議で、ちょっと切ない物語です。
聖地巡りは江ノ電とレンタルサイクルを使って移動しました。七里ヶ浜沿いを走る江ノ電は海まで距離が近く、湘南ならではの雰囲気を感じることができました。
© 2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
不安定な精神状態によって引き起こされるとネットで噂の不思議現象、“思春期症候群”。湘南のとある高校に通う主人公が、様々な“思春期症候群”を引き起こした少女達との不思議で、ちょっと切ない物語です。(原作は鴨志田一さんのラノベ)
湘南七里ヶ浜沿いを巡る
湘南と言えば江ノ電、っというわけで、まずは鎌倉から江ノ電に乗って、作中のエリア七里ヶ浜方面へと向かいます。
七里ヶ浜駅周辺
最初に訪れたのは、主人公たちが通っていた峰ヶ原高校のモデルとなった、七里ヶ浜高校のある七里ヶ浜駅です。
作中では主人公たちが通っていた高校の最寄り駅ということもあり、七里ヶ浜駅周辺は何度も登場します。咲太が朋絵の手を引き楽しそうに走り去るシーンはとても印象的でした。
「僕は童貞だっ!」(咲太)
「せ、ちょ、せ、先輩やりすぎっ!」(朋絵)
「知るかっ!」(咲太)
「絶対やりすぎっ!」(朋絵)
第5話:『ありったけの嘘を君に』より
こちらのカットは『第8話:大雨の夜にすべてを流して』で、咲太が双葉と『SNSの投稿内容』と『分裂したもう一人の双葉』について会話をしたシーンで登場します。
「この世界に双葉理央は二人もいらない・・・」(双葉)
第8話:『大雨の夜にすべてを流して』より
こちらの描写は『第1話:先輩はバニーガール』の下校シーンで登場しますが、他にも主人公たちの学校の最寄り駅周辺なので、作中では度々登場します。
こちらは主人公たちが通っていた峰ヶ原高校のモデルとなった、七里ヶ浜高校です。生徒さんたちがいたらまずいので、ちょっと遠めから写真を撮らせていただきました。
七里ヶ浜
続いて、七里ヶ浜高校の正面、七里ヶ浜へ。
こちらの河口のトンネルのような場所は、咲太が朋絵のために喧嘩をした後、二人で会話をした場所です。朋絵が話していたのは博多弁かな?かわいいかったですよね!とっても。
海側からのカットは『第11話:かえでクエスト』で、外出が出来ないかえでが意を決して外出して遊びに来た七里ヶ浜で、旧友『鹿野 琴美』に再会するシーンで登場しました。この再会がきっかけで、かえでの記憶に変化が起こり始めます。
かえでが砂のお城を作った海側はこんな感じです。
トンネルのすぐ脇は『第2話:初デートに波乱は付き物』で、麻衣のマネージャー(母親)と待ち合わせをした場所です。
「はっ!」(咲太)「はっ!」(麻衣)
「嘘だろ・・・」(咲太)
「あなたなの?私をこんな所に呼び出したのは。誰?」(マネージャー)
第2話:『初デートに波乱は付き物』より
麻衣に対する記憶だけでなく存在そのものが、次第に周囲の人間から消えて行くのに驚きを隠せない場面でした。
遮断機の無い踏切
遮断機の無い踏切とか江ノ電ぽいノスタルジーを感じられていいですよね。こちらは『第1話:先輩はバニーガール』で、咲太と麻衣が下校する際に、遮断機の無い踏切の描写が出てきます。
峰ヶ原 信号場
家を避けるように江ノ電が走っていたので、とりあえず写真を撮ってみました。
列車がすれ違うのにこの場所で一旦停止するみたいでした。
鎌倉高校前駅
こちらは海沿いを走る江ノ電で、一番海に近い駅『鎌倉高校前駅』です。作中では麻衣と入れ替わったのどか(麻衣の妹)が、CM撮影のシーンで登場します。
駅からの眺め。
国道134号を挟んで、すぐ目の前に相模湾が広がっていて爽快です。
湘南七里ヶ浜沿いを巡って
七里ヶ浜沿いは江ノ電と海が近く、The 湘南という雰囲気が漂う眺めの良い素敵なエリアでした。高校側は若干坂になっているからでしょうか?国道沿い高校生たちが部活のトレーニングをしていました。
今回は立ち寄りませんでしたが、稲村ケ崎からの風景はとても素敵です。良く晴れた日は、七里ヶ浜が一望でき、江の島と富士山がカメラの構図に収まる映えスポットです!
江の島界隈を巡る
腰越駅から先はレンタルサイクリングを使って江の島方面に移動しました。レンタルで利用したHELLOW CYCLING は湘南エリアに沢山ステーションがあるのでとても使い勝手がよくオススメです。
腰越駅周辺
『第11話:かえでクエスト』で、かえでが意を決して外出した際、腰越駅周辺の描写が描かれています。
作中での描写よりもかなり引き気味ですが・・・
「かえで、変に思われていませんか?」(かえで)
「大丈夫だって。」(咲太)
「でもなんだか、生暖かい視線を感じました。」(かえで)
11話:『かえでクエスト』より
ここでの会話、本当にかえでの一大決心がうかがえます。
片瀬東浜
片瀬東浜は向かって江の島と富士山が見え、年間通してマリンスポーツの盛んなビーチです。作中では『第6話:君が選んだこの世界』で、咲太と朋絵がお別れの握手をします。
「今日までありがとう・・・」(朋絵)
6話:『君が選んだこの世界』より
『咲太への想いを抑えなきゃって理性』と『ずっと一緒にいたいと思う本音』が再び朋絵にサイコロを振らせ時間がループし始めます。切ない。。
江の島入口の交差点の地下道
「先輩、海こっちだよ?」(朋絵)
「僕は今日が4度目なんだよ。」(咲太)
「海は飽きたってこと?」(朋絵)
「古賀は空気が読めて助かる。」(咲太)
6話:『君が選んだこの世界』より
4回目のループで、咲太が海水浴場ではなく、最初のデートで行きそびれた江の島へと道を変えます。
弁天橋
元来江の島へは、渡船もしくは干潮時に砂州を歩いて渡っていましたが、関東大震災で土地が隆起して常に陸続きになりました。その後、1891年に木製の橋が架かり、1959年にコンクリート橋に架け替えられて現在の弁天橋になりました。
「あのね、中学の時までは私こんなんじゃなかったの。」(朋絵)
「これは、いもだな。」(咲太)
「だから見せたくなかったんじゃん!」(朋絵)
「古賀は空気が読めて助かる。」(咲太)
5話:『ありったけの嘘を君に』より
弁天橋のこのスペースは、朋絵が咲太に自分の中学生時代の事を話す場面で登場します。
弁天橋の脇の小さなビーチは、朋絵の友人の落とし物(ストラップ)を一緒に探した場所です。『一周回てアリの先輩』って噂されてたのちょっといいなぁって思っちゃいましたw
弁財天仲見世通り
弁天橋を渡ると弁財天仲見世通りです。お土産屋さんや飲食店が並んで、休日は多くの人で賑わっています。この弁財天仲見世通りを抜けると、江の島神社や展望スペースなどがあるのですが、かなり階段を登ります。有料のエスカレーターもあるので、利用するのも手です。
展望台広場ウッドデッキ
階段をかなり登るのですが、展望台広場ウッドデッキも作中ではかなり印象に残る場面でした。
「なのに、なのに・・・」
「どうして明日になってくれないの!!」(朋絵)
6話:『君が選んだこの世界』より
朋絵かわいそう。明日が来て欲しいのに、明日になってくれない、好きとつらい気持ちが募って行ってしまう・・・。自分的には、この場面がこの作品で一番好きでした。
そして東山奈央さん(朋絵を演じてる声優さん)、凄すぎます。熱のこもった演技に心を動かされます!!
そして上から眺める描写にうつり朋絵は大泣きします。この演出も凄く良かったです。
もう少し上にも似た場所があるのですが、お間違えの無いようにです。でも空いてるのでゆっくりするには、こっちの方が居心地いいかな?
江の島界隈を巡って
腰越駅周辺からは自転車を使って海沿いを走りました。聖地を巡った日は曇ってたのですが、晴れた日は富士山まできれいに見えてサイクリングに良さそうです。
この作品では江の島の手前の方が聖地になっていますが、さらに登っていくと展望スペースがあったり、江の島ならではの地形や眺めがあってかなり楽しめると思うので、時間を取ってゆっくり回るのもいいかもしれませんね。
湘南ローカル鵠沼を走る
江の島から藤沢駅間もレンタルサイクルで移動したのですが、生活感のある湘南ローカルな雰囲気を楽しむことが出来ました。
新江ノ島水族館
咲太と朋絵のデートシーンで登場した新江ノ島水族館は『いつも新しい「発見」に出会える場として“わくわくドキドキ冒険水族館”』をコンセプトに、2004年にオープンしました。
片瀬西浜
新江ノ島水族館のすぐ裏は、海水浴場になっていました。
作中ではオープニングの挿絵で登場する片瀬西浜は、サーフィンなど年間通してマリンスポーツの盛んなビーチです。聖地巡りをした日は海の家が並んでとても賑わっていました。
鵠沼海岸駅
鵠沼海岸駅は咲太と双葉、国見が花火大会の待ち合わせをした場所です。
本鵠沼駅
SNSでのトラブルを抱えた双葉を咲太が自宅まで送る際に本鵠沼駅で電車を降りました。
「咲太、俺と双葉にジュースおごりな。」(国見)
「僕が搾取される意味が解らん」(咲太)
8話:『大雨の夜にすべてを流して』より
作太が双葉に、国見がどれだけ仲間想いのいいやつかを教えるために深夜に呼び出したときにジュースをおごったコンビニのモデルとなったお店です。深夜に呼び出されたのにも関わらず、騙されても文句ひとつ言わず双葉の心配をする国見は男前でした。
湘南ローカル鵠沼を走って
片瀬西浜から先、藤沢までは鵠沼の路地を走りました。湘南って鎌倉や七里ヶ浜の観光地を訪問することが多いので、こういった生活感のあるエリアを走るのはとても新鮮でした。
ところで湘南ってどの辺りを指すんでしょうね?湘南は大磯が発祥の地らしいですが・・・。以前、日本橋から京都までジョギングしたことがあるのですが、その時に湘南発祥の地の石碑を見つけました。(決死の小田原攻め)都内に住んでるとどうしても東側の鎌倉から江の島辺りをイメージしてしまうのです。
藤沢駅周辺を巡る
藤沢駅構内
藤沢駅構内は主人公たちの通学路なので、作中では度々登場します。
この江ノ電藤沢駅のオブジェは作中で何度か描かれています。
こちらの改札も作中で何度か描かれています。
他にも見覚えのある風景が構内にあるか?探してみまたら、見覚えのあるロッカーが!
『第1話:先輩はバニーガール』で、麻衣がバニーガールの衣装を預けていたコインロッカーです。
構内をぐるぐる満喫したところで、構内を出て咲太や麻衣が住んでいるマンション方面へ向かいました。
振り返ると作中でも見慣れた風景が・・・。
こちらの歩道橋からの風景も咲太たちの通学路として作中で度々登場します。特にビックカメラが背景に麻衣が歩道橋を歩く場面が印象的です。
サンパール広場
このサンパール広場は、日本で2番目に作られた周辺ビルと駅をつなぐ大型の歩道橋です。
広場のモニュメントは『第3話:君だけがいない世界』で、咲太が双葉との会話シーンから麻衣と下校するシーンに移り変わる際に挿絵として登場しました。
カフェ・ベローチェ 藤沢店
麻衣とのどか姉妹揃って登校のシーンでこの交差点が登場しました。(『第9話:シスターパニック』)
北口柳通り
江戸時代、柳通り周辺は藤沢宿(宿場町)の周辺だったということもあり花街として発展してきました。作中では咲太が「桜島麻衣を知っているか?」と街の人に確認しながら家に帰る場面で登場します。
御所ヶ谷界隈
御所ヶ谷界隈は主人公の咲太と麻衣が暮らすマンションがあり、周辺地域も度々描かれています。
御所ヶ谷橋を遠めに眺める描写は『第1話:先輩はバニーガール』で、終了間際に咲太が麻衣を気にして走る場面で登場します。
御所ヶ谷橋の正面からの描写も、咲太たちの通学路として登場します。
作中では、この坂道を登ると咲太と麻衣が暮らすマンションがある設定になっていました。
御所ヶ谷は、咲太と朋絵が出合った場所です。ここで二人がお尻を蹴り合うという謎展開から、次の思春期症候群のストーリーへと繋がります。
ここは、もしかしたら違う場所かもですが・・・、公園から藤沢市街を眺める描写です。アニメではもう少し木々からの隙間が大きかった気がします。
大正橋
御所ヶ谷界隈から少し北へ向かったところに大正橋がありました。
「ひとりは、ひとりで楽だぞ。周囲に合わせる必要ないし、なってみれば思ほど寂しいとは感じない。」(咲太)
「別に寂しいから嫌なわけじゃないし。。」(朋絵)
「はぁ、ならなんだよ。」(咲太)
「ひとりは恥ずかしい、みんなからあいついつもひとりだって思われるの嫌。」(朋絵)
4話:『ブタ野郎には明日がない』より
バイトの帰り道、朋絵が咲太に恋人役になって欲しいと相談した際、その理由を説明した場所が大正橋です。
朋絵が咲太に『高校からの友だちしかいなくて、このままではクラスに居場所がなくなる』ことを打ち明けます。『ひとりははずかしい。』のセリフに、妹のかえでと重なり咲太は協力を承諾します。
蔵まえギャラリー周辺
こちらは先ほどの大正橋へ行く直前の描写。
作中に正面の蔵前ギャラリーは出てきませんでしたが、昭和初期頃の土間・蔵・畳があるお米屋さんの建物を使った展示ギャラリーのようです。
「学校内の評判が最悪な僕と付き合ってる的なことにするのはいいのか?」(咲太)
「最近の先輩、一年生の間じゃ一周回ってアリってことになってるから、平気だと思う。」(朋絵)
「なんだそりゃ。」(咲太)
4話:『ブタ野郎には明日がない』より
デニーズ 藤沢北口店
そして最後に訪問したのは、咲太たちがアルバイトをしているBenny's のモデルとなったお店です。デニーズの駐輪場がHELLOW CYCLINGのステーションになっていたので、こちらで本日の聖地巡りを終了しました。
藤沢駅周辺を巡って
駅前のサンパール広場はパフォーマー(音楽家?)や若い人たちが集まっていて、とても活気づいていました。それと、湘南って海のイメージでしたが、作太たちが住んでいるマンションがある御所ヶ谷は小高い台地になっていて、同じ湘南地区でもいろいろな風景があるんだなぁと感じました。
順路
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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの聖地を巡って、まとめ
『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ないの聖地を巡って』いかがでしたでしょうか?
僕は湘南地域はサーフィンやジョギングで何度も訪れているのですが、鵠沼や藤沢の住宅街を散策したのは初めてでした。生活感のある所は僕が住む東京下町エリアと変わらないのですが、海が近いせいかオープンで陽気な雰囲気を感じました。
湘南エリアは江ノ電を使えば結構効率よく回れるのですが、距離的に自転車でも回りやすいので気候が良ければ是非自転車でっ!!がおすすめです。
Links - 参考・関連 -
※こちらのサイト様を参考に旅をしてきました!ありがとうございました。