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Just Because!の舞台を巡って

2023/01/10

Just Because!(ジャストビコーズ)

こんにちは!管理人のながやんです。
今回は『Just Because!(ジャストビコーズ)』の舞台となったスポットを紹介したいと思います。

これはながやんの感想ですが・・・、『Just Because!(ジャストビコーズ)』は高校三年生の受験期という短い期間を取り上げるという珍しい設定ですが、中学時代の友人との再会が物語に奥行を持たせて、最終回まで目の離せない作品でした。

湘南を舞台にした作品は数多く、アニメ・マンガの聖地も多くありますが、本作品の舞台の中心となった深沢エリアは湘南でも内陸部なので、また違った湘南の表情を見ることが出来ました。

Just Because!(ジャストビコーズ)
© FOA/Just Because! 製作委員会
Just Because!より引用

Just Because!(ジャストビコーズ)

高校三年生の2学期の終業式の日、父の転勤に伴い4年ぶりに神奈川に戻ってきた主人公『泉瑛太』は、転入する高校に訪れ、そこで中学時代の親友相馬陽斗と夏目美緒に再会した。彼らの短くも大切な時期を切り取った、湘南を舞台に繰り広げられる青春恋愛物語です。(PINE JAMのオリジナルアニメ)

物語の中心深沢エリアを巡る

北鎌倉駅前

北鎌倉駅前

今回は駅の近くにレンタルサイクルのステーションがあったので、北鎌倉駅からスタートして深沢地区を目指しました。

新年一発目の舞台巡りは晴天に恵まれて、サイクリング日和でした。

葛原岡神社

北鎌倉から山道にはいり、10分ちょっと自転車を走らすと葛原岡神社に着きました。

葛原岡神社

鎌倉の源氏山にある葛原岡神社は、日野俊基卿を祀る神社として明治20年に建立された比較的新しい神社ですが、恋愛の神様として女性に人気のスポットです。作中では『第4話:Full swing』で、瑛太と夏目、依子が初詣をした神社です。

葛原岡神社 鳥居

「泉!これ、ひかない?」(夏目)

「ふつうに嫌だ。」(瑛太)

第4話:『Full swing』より

作中でもおみくじを引く場面がありましが、恋みくじありました!さすが恋愛の神様がいる神社ですね。

瑛太のマンション

葛原岡神社から山を下りつつ、また15分ほど自転車を走らせると深沢エリアに入ります。

瑛太のマンション

第1話の物語の導入部分で描写されましたが、正面の山の上のマンションが瑛太の暮らすマンションのモデルとなりました。

グルメシティ 鎌倉前

グルメシティ 鎌倉前

グルメシティ 鎌倉前は作中何度も登場する重要な場所です。瑛太と小宮とのやり取りが、この場所で多く描かれていました。

グルメシティ 鎌倉の向かい

「平気?」(瑛太)

「泉せんぱーい。。」(瑛太)

第7話:『Snow day』より

グルメシティ 鎌倉の通りを挟んで向かいの歩道が、小宮が勝手に写真を撮影したと勘違いされトラブルになり警察を呼ばれた場所です。

トラブルを収めた後、瑛太と小宮は川沿いの道を歩きます。

上耕地橋

「高校になって、やっと写真の話できる場所できたのに、それを無くなっていいなんて、思えるわけないじゃん。」(小宮)

第7話:『Snow day』より

小宮の情熱と行動力に瑛太の心が動いていく場面が描かれていました。

「わかった、もういいよ」(瑛太)

「全然よくない!」(小宮)

「あの写真、コンクールに出していいって意味。賞取れなくても責任はとれないから。」(瑛太)

「せんぱーいっ!」(小宮)

第7話:『Snow day』より

小宮の情熱に押されて、写真をコンクールに出すことを瑛太が許可し、喜んだ小宮が瑛太に抱きつくシーンが深沢小学校前のバス停脇でした。

深沢小学校前(バス停)

深沢小学校前(バス停)

深沢小学校前バス停の写真の描写は、オープニングとエンディングで登場します。オープニングに夏目の朝の通学シーンと、エンディングには夜一人でバスを待つ夏目が描かれていて、この対比がとても意味深でした。みなさんはどう解釈されましたか?

深沢小学校の脇道

深沢小学校の脇道

深沢小学校の脇道は、第1話で瑛太と陽斗の中学時代の部活帰りの回想シーンで登場します。

中学裏手の丘へ向かう夏目

深沢小学校のわき道を違う角度から見てみると、最終回に『中学裏手の丘へ向かう夏目が橋を渡る』描写になります。

中学裏手の丘

中学裏手の丘

セリフなく、トコトコ歩く夏目の姿の描写がありましたが、彼女の決意が伝わってきました。

中学裏手の丘へ向かう階段

中学校の裏の道から脇へ外れた小道で、聖地巡りをしているグループの方と遭遇して、ちょっと嬉しかったです(^^

中学裏手の丘 待ち合わせの場所

待ち合わせの場所の再現度もかなり高かったですね。夏目のお家のモデル(おそらく)となった住宅もこの辺りにありました。(写真は控えました。)

作品見てすごく思ったのは、せっかく好きな子が待っててくれてるのに・・・

瑛太!バッティング勝負なんてやってるなよっ!!!

ってことです。

でもなんでしょうね?この頃の男子って、ほんと意味の無いことに一生懸命になりますよね(笑)だからながやんは、青春モノの作品が好きです。

藤沢ずい道

藤沢ずい道

このトンネルは、瑛太が陽斗とバッティング勝負を終えて、夏目の元へ走って行く場面で描かれました。瑛太のホームランからつながる、飛行機雲の演出がとても素晴らしかったですね。

深沢駅周辺

深沢駅

湘南深沢駅は主人公瑛太とヒロイン夏目の最寄り駅で、作品のキービジュアルになっているほど作中では度々登場します。

深沢駅周辺

深沢駅前のこちらの描写は、第1話、中学時代の瑛太と陽斗の回想シーンで登場します。

「連絡を撮っていたのは最初の一ヶ月くらいだった。一旦連絡が途切れるとなんて話しかけたらいいかわからなくって。」(瑛太)

第1話:『On your marks!』より

離れてしまうと関係の維持が難しい・・・、ここの回想シーンが、野球場で葉月が陽斗に言った『今は付き合えない』という返事に説得力を持たんだなぁと思いました。

深沢駅周辺

深沢駅周辺のこの道は『第8話:High Dynamic Rang』で、瑛太が小宮とのデートに向かう途中に描かれました。作中ではモノレールが通り過ぎていきます。

深沢駅周辺

続いて瑛太がデートに向かう途中、夏目と出くわした場所がこちらです。

「予備校じゃないの?藤沢出るならバスの方が・・・」(瑛太)

「泉はデートとか・・・?」(夏目)

第8話:『High Dynamic Range』より

物語中盤くらいから、夏目がちょっとずつ瑛太に心を寄せ始め、ここ辺りでは完全にやきもちを焼いていましたね。後ろめたい瑛太が、思わず夏目がモノレールに乗らないようにバスを勧めたり、二人とも初々しくてかわいいです(^^

陽斗の団地

陽斗の団地

『第11話:Roundabout』冒頭、陽斗が瑛太との待ち合わせ場所に向かう場面がこちらです。

陽斗の団地

ここで、陽斗が瑛太に葉月とのことについて話します。作中とは階段の向きが違いますね。

「でも、連絡はちゃんと続けた方がいいよ。しばらく空くとLINE送りづらくなるじゃん。」(瑛太)

「だな!」(陽斗)

第11話『Roundabout』より

連絡しなくなってしまった自分たちの経験を二人で確認します。

陽斗の団地

「受験のこと、言ってないんだろ?!」(陽斗)

「言うよ、合格したら全部。」(瑛太)

第11話『Roundabout』より

二人がこの後、わき腹を殴り合う場面、見ててホント青春だなぁってしみじみ思いました。

ここから、夏目と葉月の女子トーク、そして小宮の写真部へと場面が移りますが、この数分間に青春がぎゅっと詰まっていて、そして全部いい方向へ進みそうな感じがして、とても好きな流れでした。

「そっか、夏目さん泉君だったんだ。」(葉月)

第11話『Roundabout』より

深沢高校

深沢高校

深沢高校は主人公たちが通う高校のモデルになった学校です。2018年には、監督の母校であり、主人公たちが通う学校のモデルとなったことで、文化祭で、校内聖地巡礼スタンプラリーが開催されていたようです。『アニメ『Just Because!』の舞台になった神奈川県立深沢高校の文化祭で学生による「校内聖地巡礼」を開催!【レポート】

物語の中心深沢エリアを巡って

最初に訪問した葛原岡神社は鎌倉の山の部分にあり、少し離れてしまいますが、他の舞台はコンパクトにまとまっています。特に深沢小学校近辺は物語の雰囲気を強く感じることができ、作品の世界観に浸ることが出来ました。

順路

一覧のスポットをクリックすると、WEBアプリで詳しい場所の確認ができます。

藤沢湘南エリアを巡る

物語の舞台となった深沢高校から自転車を15分ほど走らせて藤沢駅へと到着しました。。

藤沢駅

藤沢駅 北口看板

「何やってんだ?夏目。」(瑛太)

「は、なんで。」(夏目)

「たまたま通って。」(瑛太)

「そんなわけ・・・、」(夏目)

第7話『Snow day』より

藤沢駅

大雪で受験会場に行けないとパニックになって落ち込んでいた夏目を助けに瑛太がやって来た描写がこの辺りでした。この場面の瑛太は本当かっこよかったですよね!

藤沢駅 南口

続いて、藤沢駅南口(小田急線側)は、小宮が夏目を呼び出すシーンで登場します。

「泉先輩のことなんだけど、私、デートに誘ってもいい?」(小宮)

「・・・、ダメ。」(夏目)

第7話『Snow day』より

この辺りで、夏目の気持ちが作品を見ている人たちにも明確になって来た気がします。

夏目の気持ちが変わるきっかけって何だったんでしょうかね?ながやんは、初詣の帰り道のけんか(?)だったのかな?と思いました。

白旗神社

白旗神社

白旗神社は陽斗と葉月が初詣に行った神社です。

白旗神社

本殿手前に下へ降りる階段がありました。作中では葉月が陽斗に何をお願いしたか聞いていましたね。

白旗神社

ながやんはお正月時期に行ったので、休憩所や焚火(?)もあって、作品と近い雰囲気でした。

御殿辺公園

御殿辺公園

初詣にクラスメイトがいたので、陽斗が葉月をつれて白旗神社から逃げてきたトンネルです。

御殿辺公園

「相馬君っ!」(葉月)

「わりぃ、クラスのやついたから・・・。」(陽斗)

第4話『Full swing』より

二人きりでいるの、クラスの人に見つかるのが気まずいって、初々しいですね^^。

線路脇の小道

続いて、陽斗が葉月に告白した場所へと移動しました。

線路脇の小道

トンネルからトンネルへの演出だったので、御殿辺公園から直ぐ近くかと思っていましたが、実際は結構離れた場所にありました。。

線路脇の小道

ここでの陽斗の告白は実らずでしたが、「わりぃ、先帰る」のセリフが、夏目と一緒にいた瑛太とシンクロして、登場人物の関係性の複雑さを演出しているようでした。(チーム男子、2連敗ww)

境川沿い

境川沿い

境川沿いの場面は、依子がランニング中に葉月を見つけて、陽斗を呼び出すところで登場しました。

境川沿い

葉月が陽斗に『少し考えさせて欲しい。』と告白の返事した場所がおそらくこの辺りでは?

「でも私、その、大学は兵庫だしあまり期待されても・・・、それに」(葉月)

「よっしゃー--っ!!」(陽斗)

第6話『Restart』より

河原でトランペット吹いたり、告白の返事をしたり、青春ど真ん中でしたね(笑

境川沿い

帰り道、陽斗がセンター試験終わったらお疲れ会やろう!と言って葉月と別れた場所がこの辺りです。

藤沢エリアを巡って

葉月がこエリアに住んでいると設定されていたこともあり、陽斗と葉月の話が多く展開されていました。葉月が陽斗に告白した野球場はかなり距離があり、今回は時間的に難しく割愛いたしました。

順路

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江の島を巡る

片瀬江ノ島駅

藤沢エリアからは小田急線に乗って、片瀬江ノ島駅へと向かいました。

片瀬江ノ島駅

江の島と名の付く駅は3つありますが、最も江の島に近い駅がこの片瀬江ノ島駅です。残念ながら作中に出てきた待合室が見つかりませんでした。小さなセブンイレブンがあったのですが、そこが元々は待合室だったのかな?

弁天橋

こちらは水族館に行く際に、瑛太と陽斗が待ち合わせた場所です。集合場所に行く前に、男子同士で待ち合わせるのが、初々しくていかにも高校生っぽいです(笑

新江ノ島水族館

新江ノ島水族館

新江ノ島水族館は『第2話:Question』で、みなで遊びに行った際に登場しました。

新江ノ島水族館

こちらの写真の辺りは、瑛太と夏目が二人で行動した際に背景で描かれました。

片瀬西浜海水浴場 ボードウォーク前

片瀬西浜海水浴場 ボードウォーク前

瑛太と小宮がデートの際に訪れた場所です。天気が良ければ富士山までくっきり見えたのですが、左側ちょうど雲に隠れてしまいました。

江の島

こちらは、片瀬西浜海水浴場 ボードウォーク前からの江の島の眺めです。

湘南モノレール沿線

目白山下駅

目白山下駅は、陽斗と小宮がデートをする際、居合わせた夏目がやきもちを焼いて思わず降りた駅です。「ここ、どこ?」のセリフがとても印象深かった・・・(笑

片瀬山駅

こちらは小宮の最寄り駅となっていた片瀬山駅です。ながやんも、ここからモノレールに乗りました。

深沢駅

こちらのベンチはJust Becouse!を見た方ならすぐわかると思いますが、深沢駅のベンチです。このベンチ何度も作中出てきますが、ながやん的に一番印象深かったのはやっぱりバレンタインの夜のシーンかな?

「先輩、手出して!」(小宮)

「寒い・・・。」(瑛太)

「今日が何の日かくらい知ってるでしょ~。私もはずかしいから早くしてよ!このままじゃ共倒れだってぇ。」(小宮)

第10話『Childhood's end』より

小宮の一生懸命さに瑛太が自分なりに応えてあげたいと、きちんと向き合おうとしているの偉いなぁと思いました。こういう人が結局モテるんでしょうね、きっと。

深沢駅

そしてこちらは、キービジュアルにもなったアングルで・・・、撮れませんでした。人が沢山乗り降りするので遠慮してしまいました(笑)舞台巡り、人に迷惑にならないようには基本中の基本ですからね。

江の島を巡って

今回訪問したのは正月時期ということもあり、江の島が混雑していたので訪問を避けました。湘南モノレール沿線では作中少しだけ登場した目白山下駅、片瀬山駅、深沢駅と巡りました。このルートはローカルの方じゃないと中々通らないので、『観光では立ち寄らない普通の場所が面白い』とう所が舞台巡りの醍醐味なんだろうなぁ、っと思いました。

順路

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Just Because!(ジャストビコーズ)の舞台を巡って、まとめ

『Just Because!(ジャストビコーズ)の舞台を巡って』いかがでしたでしょうか?

作中重要な場面は住宅街が多く、特に目を引くようなランドマークは無いものの、登場人物の日常に少し触れて作品の世界観に浸ることが出来ました。深沢駅から大船方面に向かうモノレール、坂をぐんぐん登って行く感じがかっこよかったです!!

次回行く際は、深沢・藤沢界隈をゆったり巡りながら作品の足跡を辿ってみたいと思います。また深沢高校の文化祭で校内巡礼ツアーのようなものがあったら行ってみたいなぁと思いました。

Links - 参考・関連 -

こちらのサイト様を参考に旅をしてきました!ありがとうございました。