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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の聖地を巡って
2022/06/10
こんにちは!管理人のながやんです。
今回は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の聖地となったスポットを紹介したいと思います。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、稲毛海岸近隣の高校生たちの青春ストーリーで、稲毛海岸界隈を中心に湾岸エリアの風景が描かれていました。一日あれば湾岸の聖地は巡れてしまいそうですが、3日に分けて聖地を訪問しました。もし1日で回りたいのであれば、稲毛界隈は結構歩くので、聖地巡りの際はレンタルサイクルなどを活用することをおすすめいたします。
こちらの記事では、東京方面から一日で巡るることを想定して順番に紹介していこうと思います。
© 2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
千葉の高校を聖地に、ひょんなことから奉仕部に入部させられたぼっち主人公と、2人の美少女を中心にくり広げられる学園ラブコメです。主人公のひねくれたアイデアで様々な課題・難題を解決し、徐々に人の輪が広がっていく青春ストーリーでもあります。(原作は渡航さんのラノベ)
葛西臨海公園を巡る
東京方面からだとまず最初に訪れるのは葛西臨海公園になります。物語では2部(続)の最終回と3部(完)の1話で物語の最も重要なシーンのひとつとして登場します。
都内最大級の広さを誇る葛西臨海公園は、東京駅からもアクセスがよく、園内には、水族館、鳥類園、大観覧車などさまざまな施設があり、休日には家族ずれやカップルをはじめ、とても多くの人でにぎわいます。
葛西臨海公園駅
物語でも登場したカットですが、休日の駅前はとにかく人が多くて賑やかです。
中央広場
駅から正面に見えるクリスタルビューに向かってまっすぐ歩くと中央広場に到着します。訪れた日は、中央広場にパフォーマーがいるて人が集まり、かなり賑やかなスペースとなっていました。
物語では、雪乃が本当にやりたかったことを結衣と八幡に打ち明けるシーンで登場しました。自分のやりたいことを言えず、自分の考えで行動できない雪乃が自分のことを話そうと決意したとき、結衣が雪乃の手を握るシーンが印象的でした。
葛西臨海水族園
葛西臨海水族園はその名の通り、「園」というだけあり、施設館内の他にも屋外スペースも充実しています。国内最大級のペンギン展示場は見どころのひとつです。
ペンギンと言えば、雪乃がフンボルトペンギンの説明板を眺めて、ハッとして結衣と八幡を見る描写が描かれています。水族園での出来ごとは、あやふやにごまかしてきた3人の関係が一気に動き出すきっかけになりました。
クリスタルビュー
クリスタルビューは、休憩ホールや、葛西沖の歴史や生息する野鳥の展示スペースがある展望施設です。全面ガラス張りの外観は、空となじんでとても美しく、葛西臨海公園のシンボルとなっています。
物語では続の最終回と完の1話、水族園の帰りに3人で話し合うシーンで登場します。結衣が「私は全部欲しい」と自分の想いを雪乃と八幡に伝えました。
自分的に強いと思っていた雪乃が弱く、弱いと思っていた結衣が強く見え、物語とこれまでの3人の関係を理解するのに重要なシーンとなりました。
休憩所
クリスタルビューから観覧車へ向かって歩くと、休憩所が点在するエリアがあります。
八幡が結衣と雪乃に飲み物を買った自販機も見つけました!!
物語に登場した骨組屋根の休憩所は2か所ありましが、多分、自販機のある休憩所から遠い方かな?と思います。
物語では結衣が八幡にあげたチョコクッキー(?)から、3人の出会いのきっかけとなった、『手作りチョコが作りたい』と結衣が依頼に来た時の話しになります。
葛西臨海公園駅
葛西臨海公園の聖地巡りを満喫して駅に戻り、次の幕張方面に進む前に、もう一か所紹介したい聖地ありました。葛西臨海公園駅のエレベーター前で、結衣が雪乃の願い(依頼)の確認をします。
「ゆきのんの答えは、それ、なのかな。。」(結衣)
俺ガイル 3期(完)1話:『やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。』より
「全部欲しい」と「本物が欲しい」触れそうで触れない核心
2つの想いがフワフワしたまま物語は最終章へと突入します。
舞浜界隈テーマパーク
葛西臨海公園から少し見えるので、こちらから舞浜界隈の聖地を紹介をしたいと思います。舞浜界隈のテーマパーク施設は、奉仕部が依頼を請けたクリスマスパーティーの企画の参考のためにクラスの友人たちと訪れたディスティニーランドのモデルとなった場所です。
葛西臨海公園を巡って
葛西臨海公園は様々な施設があって、聖地巡りの他にも1日過ごして楽しい公園です。電車を使って行くのもいいですが、水上バスでお台場や浅草とつなげて観光と合わせて楽しむのもいいかもしれませんね。
海浜幕張を巡る
葛西臨海公園から千葉方面に移動していくと、南船橋、海浜幕張、と聖地となるエリアが続きます。今回は南船橋は巡りませんでしたが、今後行くことがあったらレポート追加していこうと思います。
打瀬第一公園界隈
打瀬第一公園は、JRの俺ガイルスタンプラリーのチェックポイントにもなってました。公園の隣は小学校になっていて、子どもたちで賑やかです。写真撮影の際は是非ご配慮お願いいたしますね。
雪乃が陽乃に父親の仕事を継ぎたいと打ち明けた際。その帰り道で八幡と陽乃が歩いた街並みです。歩いていると街並みから、ここもしかして・・・、という所に出くわすので楽しいです。
名言の多い俺ガイルですが・・・
「予言してあげる、君は酔えない」(陽乃)
俺ガイル 3期(完)1話:『やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。』より
と八幡が陽乃に言われたシーンがとても印象深かったですね。
エンジェルラダーのモデル
幕張界隈の高級ホテルのひとつが川崎沙希が深夜バイトしていたBARの入っている建物のモデルとなりました。
海浜幕張を巡って
千葉駅界隈を巡る
千葉駅界隈は千葉県を代表する繁華街で、駅前はかなり賑わっています。今回は対象範囲を少し広めて、千葉みなとから千葉中央辺りまでを千葉界隈として紹介します。
千葉駅界隈も物語で沢山登場しました。ただ、再開発(?)をしたのでしょうか、街の様子はかなり変わっていました。とはいえ、俺ガイルファン、俺ガイラーであれば、聖地巡りをする際には是非押さえておきたいエリアでもありますよね。
千葉ポートパーク
最寄り駅はJR及び、千葉都市モノレールの千葉みなと駅です。今回のルート、海浜幕張方面からだと京葉線が便利です。
物語では結衣が愛犬サブレを八幡に預かってもらった御礼に夏祭りに誘う回で登場します。そこで偶然会った陽乃に誘われ、招待席から見た花火の背景に千葉ポートタワーらしき建物が描かれていました。ここでの陽乃との会話で、雪乃の過去と入学式の時の事故が明かされます。
2022年3月31日まで千葉都市モノレールが俺ガイルとのコラボ列車を運行していましたが、僕はコラボ終了直後に行ったので乗ることが出来ませんでした、残念・・・。
千葉駅前
千葉ポートパークから千葉駅前への移動ですが、JRでも大丈夫ですが、千葉都市モノレールに乗って、ディスティニーランドからの帰り、八幡といろはすのシーンを振り返ってみるのも良いかもです。
千葉駅の南口には、俺ガイル定番の待ち合わせ場所、扇のオブジェがあります。八幡の中学時代の同級生、折本との合コンでの待ち合わせシーンでも登場しました。
あぁ、八幡と葉山の立ち位置の距離が、二人の関係を表していたよなぁ・・・
などと物語を振り返ってみたり。
そごう 千葉店
そごう 千葉店は、JR千葉駅から直結した商業施設です。
物語では、八幡と結衣が雪乃の誕生日プレゼント(めがね)を探しに訪れた商業施設です。施設内で陽乃と遭遇しカフェに誘われ、同席していた雪乃の母と葉山、雪乃と対面することになります。
スターバックス そごう千葉ジュンヌ店
千葉駅から5分ほどの所にあるスターバックス。
葛西臨海公園から聖地を巡ってきたなら、この辺で一休みしたくなりそうですよね、きっと。ウッドデッキのオープンテラスは、自分的にかなりポイント高いです(笑
物語では続の12話、雪乃の進路について陽乃と八幡が『答え合わせ』をするシーンで登場します。
HAB
マラソン大会の打ち上げで使われたお店のモデルになったのは、HUB 千葉富士見店と思われます。物語では当然未成年なのでお酒は飲んでいないですが、モデルとなったHUBは未成年は入店禁止なので、くれぐれもご注意ください。
サイゼリヤ 千葉富士見店
千葉駅から千葉中央駅へと線路沿い東側を歩くとサイゼリヤ 千葉富士見店があります。物語では八幡の中学時代の同級生、折本たちとの合コンの会話の中で登場します。「しかしサイゼはないわー」、「ちょっと、ないよね」とネタにされてしまいますが、サイゼリヤ安くておいしいし、みんな大好きですよね!
大事なところだからもう一度いいます。
みんな大好きサイゼリヤ!!
千葉中央駅界隈
千葉中央駅界隈はリニューアルされていて、物語に出てくる面影はあまり残されていませんでした。
八幡が時間つぶしのためにこの界隈を通り過ぎたのですが、おもかげもなく・・・。
合コンで訪れた映画館もきれいにリニューアルされていました。
千葉駅界隈を巡って
千葉みなとから公共交通機関を使って移動することになりますが、要所要所で物語の重要なシーンで登場した聖地がありますので是非押さえておきたいですね。
稲毛界隈を巡る
さて千葉中央からは、京成線に乗っていよいよ稲毛界隈へと突入です。稲毛と言えば物語の中心地で、総武高校をはじめ沢山のモデルとなった聖地が点在しています。実際、巡っていても一番楽しかったエリアです。
このルートは結構長距離を歩くので、バスやレンタルサイクルを活用することをおすすめいたします。
京成稲毛駅
ワクワクと降り立った京成稲毛駅はアニメの描写そのままの風景で、早速名シーンが頭をよぎりました。
「ごみいちゃんのバカ!ボケナス!八幡!」(小町)
俺ガイル 2期(続)10話:『それぞれの、掌の中の灯が照らすものは。』より
名言・迷言の多い俺ガイルの中でも、これはかなりのパワーワードで、雪乃のツボにもバッチリハマっていましたしね。
稲毛浅間神社
稲毛浅間神社は奉仕部の3人と小町が初詣に出かけた神社です。浅間神社はちば遺産100選に選定にも選定されていて、境内を含めた一帯が名勝地となっています。公園も併設されていて市民の憩いの場ともなっています。
神社の下の方は緑に覆われていますが、小高い丘の上にある本殿の周りは背の高いものが無く、青空に本殿が綺麗に映えていました。
稲毛海岸駅前
稲毛浅間神社から15分ほど歩くと稲毛海岸駅に到着します。稲毛浅間神社から海方面に歩くと電車の高架線が見えてくるので迷わず行けるかと思います。
この稲毛海岸駅は総武高校から最寄り駅ということもあり物語でも度々登場しました。
イオンマリンピア店
物語でも何度か描写されましたが、結衣とガハママ、八幡がお菓子作りの材料を買いに来たシーンが一番印象的でしたね。ピーナツと梨を推す八幡に「どんだけ千葉好きなの?」っと結衣の突っ込みがいいテンポではいっていました(笑
サイゼリヤ 稲毛海岸駅前店
こちらのサイゼリアは、材木座たちと生徒会選挙の会議をした場所でした。
高洲コミュニティーセンター
そして、イオンマリンピア店をぐるりと裏の方まで歩くと…
つ、ついに到着!!
幾度となくバトルが繰り広げられた、あの会議室がある高洲コミュニティーセンター(美浜図書館)ですっ!!俺ガイラーだったらみんな大好き!?海浜総合高校の玉縄くんとのラップバトルシーンは特筆ものですよね。
さぁ、ここまでのリソースをブログに落としこむスキームの準備ができましね・・・
中高浜公園
高洲コミュニティーセンターから10分ほど海へ向かって歩くと中高浜公園に到着します。この公園は物語で何度も登場しますが、それもそのはず、物語の中心的聖地となった総武高校のモデルとなった学校が通りを挟んで斜向かいにあります。
「そっかー、でも、ヒッキーが行ってくれるなら、なんとかなっちゃいそう」(結衣)
俺ガイル 3期(完)4話:『ふと、由比ヶ浜結衣は未来に思いを馳せる。』より
完、では悲しいというか結衣がかわいそうなシーンが結構あって、見ていて辛くなることもかなりあったなぁ、などと訪問の際は公園の前で思いを馳せたりしちゃいました。
ちなみに僕は、いろはす推しですw
こちらの休憩所は、ダミープロムで話をこじらした八幡にイラついたいろはが、八幡にジュースをおごらせてた後、ダミープロムについて会話した場所ですね。MAXコーヒーともう一つ、何故おしるこなのか?といろはも言ってたけど、見ている方も何でってなりましたw
・・・これはクセになりそうですね。
総武高校のモデルとなった学校
中高浜公園の斜向かいに総武高校のモデルとなった稲毛高等学校があります。平日は生徒さんが沢山いそうなので、なるべくご迷惑にならないように休日に行って撮影してきました。
稲毛海浜公園
稲毛高校からは徒歩5分もしない所に稲毛海浜公園はあります。
この稲毛海浜公園は、国内初の人工海浜「いなげの浜」をはじめ、プール、グランピング施設、ヨットハーバーなど、さまざまな施設が点在しています。
物語では、プロムの会場を探しに休日、八幡と雪乃が訪れ、人の多さに霹靂としていたシーンで登場します。そこでの二人のデレッぷりにむず痒くなったり、ひとり置いて行かれる結衣がなんだかかわいそうになったり。
そんなことをぼんやり考えながら、稲毛海浜公園を北上すること10分くらい歩くと、プロムを開催した場所のモデルになった商業施設が見えてきました。
タピオカを写真に収めるために、二人で何度も写真を撮りなおしをしたシーン、ららぽーとでMAXコーヒーの自販機の前で無理やりツーショットを撮った結衣との対比が切なくなりました・・・。
明るい未来へと進んで行く人たちもいれば、置いてけぼりをくう人たちもいるのが世の常・・・
あぁ、無常です。。
「・・・なんか、それは、気が早いのでは。」(八幡)
俺ガイル 3期(完)12話:『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』より
「海があって、焚火があって、ちゃんとした設備のあるイベントホール・・・。」(雪乃)
俺ガイル 3期(完)12話:『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』より
この商業施設一帯では、次々と物語のシーンが頭をよぎります。
美浜大橋
プロムのモデルとなった商業施設から海岸沿いをさらに徒歩20分ほど北上すると美浜大橋があります。幕張方面との凡そ中間地点なので場所としては一番行きにくい場所かもしれません。
物語の中で、平塚先生と八幡が語り合うシーンは多いですが、この橋の上でも二人で語る印象的なシーンがありました。
稲毛陸橋
最後に、物語のクライマックスとなった稲毛陸橋を紹介します。
稲毛海浜公園からは30分以上歩くので、バスや自転車を使うことをおすすめします。スポットとしては浅間神社が近く、歩くと10分位の場所にあります。ただ稲毛陸橋は稲毛海岸駅と逆方面になるので、ルートとしてつなぎにくい場所でした。
雪乃の家族とプロムについて会議した後、二人は自転車を押してこの陸橋に上がります。
雪乃が前を行き、八幡が後ろを歩く。物語のシーンが目に浮かんできます。
「っだからっ!!」(八幡)
「はっ・・・」(雪乃)
「手放したら、二度とつかめねぇんだよ・・・」(八幡)
俺ガイル 3期(完)11話:『想いは、触れた熱だけが確かに伝えている。』より
これまでずっと抑えていた気持ちが一気にあふれ出たかのように、ガツッと雪乃の腕をつかむシーンにはグッときましたよね。
その後は、「なら安心だな」って、いつもの八幡に戻って、詐欺の常套句をペラペラと楽しそうに並べていましたね。。ゲームをクリアした安心感からでしょうかw
にしても、ここから眺めるトワイライトな夜景もまぁまぁ綺麗でした。
稲毛界隈を巡って
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の聖地を巡って、まとめ
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の聖地を巡って』いかがでしたでしょうか?
物語を通して特に観光地というわけでは無い京葉線沿線が聖地になっていましたが、冒険気分で楽しく聖地を巡ることが出来ました。
今回聖地を巡り、何故そこが『聖地』と呼ばれるのか?少しわかった気がしました。例えば神社の鳥居は、聖域と民衆の暮らす領域の門になっているように、聖地となるスポットは2次元と3次元を行き来できる門のような気がしました。これは実際巡ってみないとわからないのですが、今目の前にある風景にシンクロして物語の風景が浮かぶことがあるんですよね。それがとても面白く、聖地と呼ばれる所以なのかな?と感じました。
そしてっ!まだ行ってませんが、南船橋や京都修学旅行編とか、いつか記事にしたいです!!
追伸:聖地巡りエトセトラ
余談ですが、当サイト管理人のながやんは幼少期に稲毛で過ごしてました。おそらく幼稚園入学前から小学1年生の途中までです。
高洲コミュニティーセンターの所はぼんやり覚えていたのですが、当時住んでいた家から歩いて5分くらいの所にあったとは思いませんでした。住んでた当時は小さな子どもだったので随分遠い場所に感じていました。
写真の滑り台は、当時飼っていたウサギと一緒に滑りました。他にも稲毛浅間神社とか、おぼろげな記憶があったので、物語と聖地巡りを通してノスタルジーを感じていました。
Links - 参考・関連 -
- アニメ公式サイト
- アニメ公式サイト:続
- アニメ公式サイト:完
- 俺ガイルマニュアル(非公式)
- soul jemの聖地巡礼日記
- 聖地探訪まとめWiki
- 映画・ドラマ・アニメのことなら『ココモス』
- わさつん
※こちらのサイト様を参考に旅をしてきました!ありがとうございました。