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戦翼のシグルドリーヴァの聖地を巡って【後編】
2022/08/03
こんにちは!管理人のながやんです。
前回に続き『戦翼のシグルドリーヴァ』の聖地となった館山市・南房総市を紹介したいと思います。
房総半島の南端(JR以南)の地域は館山市と南房総市からなり、市街地よりもさらに南国情緒漂うリゾートエリアとなっています。地図を見るとよくわかるのですが、JRが途中で北へ引き返す形になっていて、このエリアは電車が走って無いので、首都圏から手軽に行ける秘境リゾートのようにも見えてきます。
僕は今回自転車でまわりましたが、かなり広範囲なので車での移動が楽そうです。
© 戦翼倶楽部/909整備補給隊戦翼のシグルドリーヴァ
地球上に突然現れ、大地から生命力を奪い土地を荒廃させあらゆる生命を危機にさらす「ピラー」に打つ手なく追い込まれた人類に手を差し伸べた神「オーディン」は、人類に戦乙女「ワルキューレ」と英霊機を授け反撃を開始する。2025年夏、日本の館山を聖地に、富士山を占拠する巨大なピラーとの戦いの物語です。(オリジナルアニメ)
房総半島南端を目指す
二日目も快晴!!真夏の暑さに震えながら、今日も元気に自転車で千葉の南端へと目指します。
安房神社
館山市街地から10kmちょっとあるでしょうか?館山バイパスをひたすら南へ、安房神社に向かいます。
低いけど、山っぽい登り道に朝っぱらから「うへっ」てなってます。
最高峰・平均標高ともに「日本一低い」都道府県の千葉県ですが、ここはなかなかの切り通しですね。
館山バイパスの坂を下り「安房神社前」のバス停を左折してすぐに安房神社です。
この安房神社は作中には出てきませんでしたが、安房国の一宮で、ちょっとした小さな山を登るハイキングコースがなかなか良く、平砂浦展望台(標高102m)からは平砂浦海岸を一望でき、天気の良い日は富士山も良く見えます。館山へ行ったらよく立ち寄る場所なのでオススメとして紹介しておきますね。
安房神社に隣接する千葉県立館山野鳥の森 ふれあい野鳥館は無料の施設で、この地域に生息する野鳥を知ることができる資料館となっています。
その他に、オススメ情報として、「安房神社前」のバス停近くに「あさみ」という地魚の料理屋さんがありますが、ここは絶対オススメなので、もし館山に行ったら行ってみてください。
めっちゃ美味いです!
野島崎灯台
続いては野島崎灯台まで、また10km強の道をひたすら走ります。
眼下に白浜の屏風岩が、そして天気のいい日は大島も良く見えます。
ここ、通るたびに気になって足を止めてしまうのですが、ご由緒などの記載がない不思議な神社です。渚弁財天祠という名前のようですが、海にまつわる神様がいるのでしょうかね?
祠と鳥居の間には目的地の野島崎灯台が見えます。
安房神社から自転車で50分弱、やっと野島崎に到着しました。南房総白浜サンライズポイントと称された大きな岩に白いベンチが置かれた場所は、房総半島最南端になる場所で、広大な太平洋の夕日と朝日が楽しめる珍しいスポットとなっています。
作中では『第10話:館山湾決戦前夜!』で喧嘩をした六車宮古と駒込アズズが昔話をして仲直りをした場所です。物語がクライマックスに近づいてくることを予感させる重要な場面で登場しました。
クルリと振り返ると野島崎灯台が・・・
野島埼灯台は房総半島の最南端に位置する岬に立つ、白色八角形のレンガ作りの灯台です。アメリカ、イギリス、フランス、オランダの四ヶ国と結んだ 『江戸条約』によって建設を決められた八つの灯台のひとつです。
作中ではオープニングの挿絵に大神オーディンと一緒に出てきます。
房総半島南端を目指して
二日目は初っ端から、アップダウンのある長距離を走ることとなりました。作中登場しない安房神社も紹介しましたが、もしサイクリングで行くなら安房神社と白浜・野島崎をゆっくり一日かけて回るのもいいかもしれません。ハイキングコースや遊覧船、地魚料理を楽しむのもレジャーとしてはオススメです。
※聖地巡りは距離があるため、車や自転車、公共交通機関での移動をおすすめします。
チーバくんの足ツボ
続いて向かうのは平砂浦エリア。
千葉のマスコットキャラ(チーバくん)に例えると土踏まず辺りを目指します(笑
房総フラワーライン
房総フラワーラインはチーバくんの土踏まず辺りを通る道路で、日本の道百選にも認定され、春には菜の花、夏にはマリーゴールドなど、季節の花が道沿いを彩りドライブ・サイクリングともに、とてもオススメです。
房総フラワーライン沿いには、千葉の誇るリゾート施設が沢山点在しているので、チーバくん足ツボをどんどん推して行きましょう!!(笑
こちらの施設、千里の風は、『第5話:館山基地合流遊撃隊!』のアイキャッチで登場(本庄美智 / 和浦野乃 / 御厨小町)した温泉宿泊施設です。
アロハガーデンたてやまは、千葉県内最大級の規模を誇る動植物園です。熱帯植物をはじめ、四季折々の花や、ショーや料理などハワイアンの雰囲気を満喫できます。その他、動物とのふれあい体験ができる動物広場があり家族連れに人気の施設です。
房総フラワーライン沿いは、他にもツボとなるスポットが点在しています。館山、南房総へ遊びに行く際は是非チェックしてみてください。ちなみに筆者のながやんは、以前サーフィンをしていたので、よくこの平砂浦に来ていました。
洲崎神社
洲崎神社は、房総半島の先端で東京湾を一望できる場所であり、古来から漁師にとっての漁業神、船乗りにとっての航海神でした。祭神は天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)は、標高110mの御手洗山の中腹に鎮座し、太平洋を一望でき、浜鳥居からは富士山を眺めることもできます。
が、結構館山の観光スポットって階段が激しいんですよね(笑)でも、絶対痩せたって思って東京に帰って体重計に乗っても減ってないのは食べ物がおいしいからなのでしょうか?検証が必要です(笑)
浜鳥居の眺望スペースからの眺めは絶景ですが、この日は残念ながら富士山を眺めることができませんでした。冬の方が見える日が多い気がします。
洲埼灯台
続いて訪れたのは洲崎灯台は、東京湾の入り口に位置し小高い丘の上にある高さ約14.75mの灯台です。塔内には入れませんが、眺望台からは東京湾を一望でき、大島も見ることが出来る絶景スポットです。また、国登録の有形文化財にもなっています。
作中では『第6話:富士ピラー攻略戦!』アイキャッチで登場(レイリー・ハルティア / リズベット・クラウン)しました。
チーバくんの足ツボを推して
チーバくんの足ツボをいくつか推してみました(笑)。地図を見るとよくわかるのですが、チーバくんの足首より下は、電車が走っていないこともあり、首都圏から日帰り圏内であるにもかかわらず、なかなかの秘境感とリゾート感があります。
のんびり滞在するはももちろん最高ですが、週末サクッと癒されに行くのもオススメです。
※聖地巡りは距離があるため、車や自転車、公共交通機関での移動をおすすめします。
館山基地周辺を巡る
海上自衛隊 館山航空基地
方向変わって館山市街へ向かい北へ進みます。
途中、坂田海岸、波左間海水浴場といくつかビーチを通りますが、穏やかな波と透明度の高い水に癒されます。磯場はシュノーケリングに適しているようで、家族ずれの海水浴客が多くいました。
海上自衛隊 館山航空基地近くでラッピングバスを発見しました!!
で、物語の中心的聖地、海上自衛隊 館山航空基地はこちら。なんか遠慮してしまい、すみっこからパシャリと写真をとりました。
パパンがパンっ!!
って隊員さんが出てきたらどうしよう??っとちょっとビビっていました。
(作中のネタですいません・・・)
予約をしたら施設内を見学することも可能なようなので、次回予約してみようかな?と思いました。
沖ノ島
自衛隊の基地を横目にさらに先へと進みます。
沖ノ島の入口にある廃屋のグラフィティ、なかなかインパクトあります。
沖ノ島って、なんとなく江の島にも似ていますね。沖ノ島は房総半島と繋がっている周囲約1kmの陸繋島で、サンゴ生息の北限域としてダイビングの人気スポットであり貴重な自然が残る無人島です。
作中では『第6話:富士ピラー攻略戦!』のアイキャッチで登場(本庄美智 / 和浦野乃 / 御厨小町)しました。
沖ノ島は手前の陸に続く部分がビーチで、奥へ進むと岩場になっています。
作中では『第4話:館山城水着男女回遊戦!』で、避難キャンプから船でやってきたワレキューレたちが館山基地に行くためにここで船を降りました。作中では洞窟の奥に基地へと続く秘密の通路がある設定になっていました。
実際は逆側につながっているだけですが・・・(笑
赤山地下壕跡
聖地巡り最後に訪れたのは赤山地下壕跡。
2004年4月に赤山地下壕(正式名称:館山海軍航空隊赤山地下壕跡)の一部が公開されました。赤山地下壕は延長約1.6kmと全国的にも大きな壕で、館山を代表する戦争遺跡のひとつです。
・・・扉を自分で開けて、自分で締めなければいけないのですが、この行為がなんか怖いんですよね。
外は真夏の猛暑でしたが、壕の中へ入ると嘘のように涼しいのです、とてもびっくりしました。っというか少し寒い。壕を5メートルも中に進むとエアコン効きまくっている部屋より寒いです。これ不思議ですよね。
っというか・・・
狭くて怖い・・・
メチャメチャ怖いっ!!!
誰もいない地下壕は、僕の足音と雫が垂れる音が反響してめっちゃ怖いです。ほんと、ガクブルです。閉所恐怖症の僕には、たまらない夏の恐怖体験となりました(笑
ホッと一息、やっと外に出れた記念にパシャリと、今回大活躍したレンタルサイクルがこちらでした。
館山基地周辺を巡って
ここで紹介した館山基地周辺エリアは館山市街地からそう遠くない場所にあり、頑張れば徒歩でも行ける距離にあります。(公共交通機関やレンタルサイクルをおすすめしますが・・・)レンタルサイクルでサクッと回ることが出来るので、日帰りで館山を楽しむのにもとてもおすすめです。
※聖地巡りは距離があるため、車や自転車、公共交通機関での移動をおすすめします。
戦翼のシグルドリーヴァの聖地を巡って【後編】、まとめ
『戦翼のシグルドリーヴァの聖地を巡って【後編】』いかがでしたでしょうか?
今回は僕の大好きな街、館山が聖地だったので観光要素多めで記事を書いてしまいました。館山は都内から日帰りで行けるリゾート地としても、連泊してリゾートを楽しむのにも、どちらも、かなりおすすめです。時期によっては竹芝桟橋から高速ジェットが出ているので75分で渚の駅まで行くことができます。
聖地巡りで、パネル探してスタンプラリーみたいな回り方をしたのは今回初めてでしたが、なかなか面白かったです。見つけたときはやっと会えたっ!って気持ちになりました。次回の聖地巡りではもパネルとかポスターとか探してみたいと思います!
Links - 参考・関連 -
※こちらのサイト様を参考に旅をしてきました!ありがとうございました。