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シュタインズ・ゲートの聖地を巡って
2022/06/21
こんにちは!管理人のながやんです。
今回は『シュタインズ・ゲート』の聖地となったスポットを紹介したいと思います。
『シュタインズ・ゲート』は、主人公とともに発明サークルのメンバーたちが、タイムトラベルを駆使し仲間を救う、秋葉原界隈を題材にした物語です。僕が訪問した2022年6月は、街の再開発がすすみ、当時の面影が残ってない場所もパラパラありました。でも聖地巡り全体を通しては、物語の雰囲気をかなり楽しむことが出来ました。
今回は「秋葉原(南側)」「秋葉原(電気街)」「お茶の水」の3つに区切り紹介します。それでは機関に気づかれぬよう、聖地を巡っていきましょう。。
エル・プサイ・コングルゥ...
© 2011 5pb./Nitroplus 未来ガジェット研究所シュタインズ・ゲート
厨二病で、強烈な個性を持つ主人公の岡部倫太郎が、発明サークルの仲間たちとともに、近い未来に起こるであろう世界の悲劇を回避するために立ち向かう、タイムトラベルを題材とした2010年の秋葉原が聖地の物語です。(原作はゲームソフト(現・MAGES.))
秋葉原南側を巡る
JR秋葉原駅に到着したて、まずは電気街口へ向かいました。
秋葉原駅は新宿駅や渋谷駅ほど大きくないのですが、何故か迷いやすい作りになっています。もし僕と同じルートで聖地を巡る際はお気を付けくださいね。
ラジオ会館
電気街口の南口から外に出ると飛び込んでくるのは、ザ・秋葉原な萌の雰囲気です。そして、やはり最初に向かった聖地はラジオ会館。ラジオ会館は、物語を通して象徴的かつ、鍵となる場所でもありました。第1話で岡部と紅莉栖が出会い、最終回では二人が再開するなどとても印象的でしたよね。
建物はリニューアルされてしまい、すっかり新しくなりましたが、黄色時に赤文字の看板が当時のラジオ会館の雰囲気をそのまま引き継いでいました。
そして、おもむろにドクペを片手に上を見上げると、タイムマシーンが・・・
っないっ!!
って、そんなもの、あるはずないですよね(笑
でも、ラジオ会館が現在の建物にリニューアルされる際には、コラボイベントとして、実際にビルにタイムマシーンが落ちたシーンを再現する催しがあったようです。
ラジオ会館に人工衛星が落下した!――取り壊しが決まった秋葉原ラジオ会館と「シュタインズ・ゲート(STEINS;GATE)」が10月28日、最初で最後のコラボレーションイベントをスタート。ラジオ会館の壁面には、作中に登場する人工衛星が落下したシーンが再現されている。
ねとらぼ:『ラジオ会館に人工衛星が落下!? 「シュタゲ」コラボイベントがスタート』より
ラジオ会館を脇に回ると、鈴羽が岡部と紅莉栖にダイバージェンスメーターやバタフライエフェクトの説明をした場所がありました。この時の鈴羽の身のこなしに、2人は驚きつつもラジオ会館に潜入し、タイムマシーンを前に、それぞれの正体(ハンドルネーム)を明かすことになりましたね。
「俺は鳳凰院凶真という真名で」(岡部)
「それは知ってる。」(鈴羽)(紅莉栖)
「っあっ。」(岡部)シュタインズ・ゲート:15話『亡環上のネクローシス』より
このくだり凄い好きでした(笑
秋葉原駅南高架下
ラジオ会館のわき道を抜けて通りに出ると、すぐに秋葉原駅南高架下が見えます。
岡部がIBN5100の行方のカギを握る桐生萌郁を見つけ追いかけたシーンはここあたりです。
ニュー秋葉原センタービル
秋葉原駅南高架下、以前は電子機器のパーツ屋さんが並んでいてとてもカオスな場所だったのですが、こちらの(右手)ニュー秋葉原センタービルも大分さっぱりしてしまいました。
神田ふれあい橋
ニュー秋葉原センタービルから10秒もかからない場所に神田ふれあい橋はあります。物語では柳林神社へ行き来するのに度々登場します。この橋は、東北・上越両新幹線が東京駅乗り入れ工事の際使われた工事用の橋が、そのまま一般開放されたものです。
この裏道の小さな橋は、どこかノスタルジーを感じさせ、雑多な秋葉原の街とのコントラストがカオスな街秋葉原を象徴しているようでなんだか好きです。
おっ!ここにシャイニングフィンガー(桐生萌郁)がうずくまてた。。
そして、階段を上ると・・・
岡部とるか子のデートの待ち合わ場所に・・・。
ゼロではラボメンたちと初詣で出かける賑やかなシーンで登場しましたね。
ここから、るか子の実家の神社(柳林神社)のモデルとなった柳森神社が見えます。
柳森神社
橋を渡るとすぐに柳森神社です。
物語で登場する神社より少し小さい気がしたので後で調べたら、場所は柳森神社をモデルに、境内は上野の秋葉神社をモデルにしたようです。
手水舎にあじさいの花が浮かび綺麗でした。
須田町交差点
須田町交差点は、岡部がまゆりを逃がす際に、追っ手に気が付いた場所です。物語はこの辺から、事態がまゆりの死へ収束していく予感がし始め、少し怖い雰囲気になってくるんですよね。
場所は柳森神社から中央通りに出て左へ進んで最初の交差点です。
万世橋
須田町交差点から振り返り秋葉原へ戻る途中に万世橋があります。
「ガタンゴトーン、しんかんせーん!!」(子供)
「違うでしょ。新幹線は白いの。」(母親)シュタインズ・ゲート:13話『形而上のネクローシス』より
・・・ここのシーン、凄い怖いですよね。
α世界線では、どんなに抗ってもまゆりの死へ収束していく、デジャブのように繰り返される悪夢。
岡部と紅莉栖がキャッキャしながら、IBN5100を運んでいた時からは、こんな悲劇展開想像できなかったですよね!あぁ~、あの頃は平和だったなぁ。。。などと物思いにふけりながら、中央通りをさらに北上し次の聖地へと向かいます。
秋葉原南側を巡って
秋葉原南側で紹介したルートの所要時間は、クルリと早足で巡れば30分かからないくらいです。もちろん、秋葉原電気街ルートから秋葉原南側ルートへ来ても同じように巡ることが出来ます。
アニメが放送された2010年時点では、秋葉原駅南高架下やラジオ会館辺りはカオスで電気街当時の面影があったのですが、現在は少しすっきりした印象となっていました。
秋葉原電気街を巡る
中央通り(北側を見て)
続いて、万世橋からJR総武線の高架をくぐり電気街方面へと進みました。日曜日は歩行者天国も再開されていて、秋葉原の中央通り沿いはとても賑わっています。(※撮影日は平日)
ゴーゴーカレー 秋葉原中央通店
中央通りを電気街方面に歩いて行くと、物語でも登場したカレーチェーンが見えてきます。
「ちょっとね、今から戦いに行くんだ。」(鈴羽)
シュタインズ・ゲート(ゼロ):12話『相互再帰のマザーグース』より
まさか、大食い大会に出てるとは思わなかったw
ラジオセンター
中央通りを駅側に渡ろうとしたら、また物語の中でも見慣れた風景が・・・。
ここら辺は残り少なくなった、秋葉原電気街の名残がチラホラあって楽しいです。
ダイビル脇コインロッカー
ラジオセンター隣の大きなビルの脇に佇むコインロッカー・・・、これ、ただのコインロッカーじゃぁないんですよ!!
あの、IBN5100が置かれていたコインロッカーなんです!!
もちろん物語の中のお話ですが、ここ見つけたとき、なんか謎に凄く嬉しかったです。
秋葉原駅の電気街口前広場
ダイビルをコインロッカーからクルリと回り込むとこちらのアングル、右手に見えるのがダイビルです。
ここ、僕が大好きなシーンで使われていました。
「何があった?いや、何が起きる?」(紅莉栖)
シュタインズ・ゲート:14話『形而下のネクローシス』より
この冷静な一言が凄くかっこよくて、岡部がたった一人で抱えてた苦しみが一気に崩壊していく瞬間で、僕も涙腺が崩壊しかけました。
「ほら、狂気のマッド・サイエンティスト、世界の構造とやらを作り替えるんだろ?
無論だ。ふあぁははははは!
てさっぁ。」(紅莉栖)シュタインズ・ゲート:14話『形而下のネクローシス』より
そこからの、このお茶目なセリフだもん、紅莉栖さんズルすぎるのです。惚れてしまうじゃぁないですかっ!!
で、階段を下りて行くとここ・・・。
紅莉栖が「岡部!」と、ドクペを投げて、そこから誰もいない駅前と紅莉栖の回想シーンへと続く流れ・・・、ここは完全に涙腺崩壊場面でした。
いやぁ、ほんといろいろありましたなぁ電気街口前広場は。
ダルの告白シーンとか。
萌、萌、きゅんだおー-!!
UDX前
鈴羽さんは、ここから父さんの母さんへの告白を眺めていたとさ。
TURRY'S 秋葉原UDX店
UDXの北側にあるTURRY'S、物語では比屋定が岡部に、牧瀬との関係をサルエリとモーツアルトに例えて話した場所です。その他にも、かがりの記憶の手がかりになる歌についてラボメンが話すシーンなどで登場しました。
僕はアウトロケーションのカフェが大好きなのでここで一休みしようかな?と思ったのですが、ちょっと我慢して先へと進みます。
牛丼専門店「サンボ」
秋葉原でも有名な牛丼専門店「サンボ」。物語では岡部と橋田が行きつけのお店で度々登場しました。
先ほどカフェを我慢したのは、ここでお昼を食べたいなぁと思ったからです。
牛丼の他にもお皿(すき焼き風)もあったので、僕はお皿を食べました。
メチャ旨かったですっ!!
物語に出てくる『携帯禁止』はありませんでしたが、店内の写真はNGなどルールがありますので、写真を撮る際はどこを撮っていいいかお店の人に聞くことをおすすめします。
電気街をウロウロ
食後の腹ごなしに、ドクペを片手に電気街をウロウロしました。ゼロの方では岡部と比屋定さん恐らくこの辺りを歩いたのではないか?と思われます。
東京タイムズタワー
電気街から末広町へ向かう途中、UDX方面に見える東京タイムズタワーを撮影しました。(※奥の高層マンション)
芳林公園
物語の中で何度も登場した公園が芳林公園です。紅莉栖が岡部に父親との確執を話したシーンが印象的でしたよね。少し残念ですが、2013年4月の改修工事で作中の面影があまり無くなってしまいました。
平日の午前中の公園利用は子ども専用なので、聖地巡りの際はご注意ください。
未来ガシェット研究所
芳林公園から岡部たちのラボ、未来ガシェット研究所へと続く道です。本当に公園の目と鼻の先にラボはありました。
岡部たちのラボ、未来ガジェット研究所があったとされる場所が小檜山ビルです。やはり、外観はあまり似ていないですね。
余談ですが、未来ガシェット研究所のモデルの建物の数軒先にも似た雰囲気の建物があり、この2つ建物を合わせて未来ガジェット研究所としている方もいるみたいです。
Cafe Mai:lish(カフェ メイリッシュ)
未来ガシェット研究所のすぐ近くに、物語の中で登場する『メイクイーン+ニャン2』のモデルとなった老舗メイドカフェ メイリッシュはありました。
ここから、次のお茶の水方面には少し歩くので一休みしに入ってみます。
ドキドキ・・・
そして、階段の上をふと見上げると・・・、なんと!なんと!!
フェイリスたんがいたおー!!(ダル風にw)
おわぁああああ!!
お店への階段、これは嬉しいお出迎えっ!!10周年のコラボイベントを開催中でした!!。
来てよかった・・・。
で、コラボメニューが凄い嬉しいメニューでした。。
オーダーしたのは・・・
バイト戦士っ!!!
他に、ミスターブラウンとクリスティーナで凄い悩みました(笑
コラボ具合が嬉しすぎて、フェイリスのラミネートカードも購入したのですが、お店の方が気を利かせてウーパのぬいぐるみを持ってきてくれたので一緒に写真を撮りました。
お店での撮影ポイントはルールがありますので、訪問の際は必ず確認してみてくださいね。
秋葉原電気街を巡って
もし聖地巡りを秋葉原電気街ルートから進める場合は、地下鉄末広町駅からスタートして、秋葉原電気街ルートを逆に辿り、秋葉原南側ルートをこちらの紹介通り回ると効率よく回れ、お茶の水方面へ流れて行くのに便利です。
順路
- ラジオセンター
- ダイビル脇コインロッカー
- 秋葉原駅の電気街口前広場
- UDX前
- TURRY'S 秋葉原UDX店
- 牛丼専門店「サンボ」
- 芳林公園
- 未来ガシェット研究所
- Cafe Mai:lish(カフェ メイリッシュ)
※一覧のスポットをクリックすると、WEBアプリで詳しい場所の確認ができます。
お茶の水を巡る
松住町架道橋
メイリッシュに後ろ髪をひかれつつ、JR総武線の松住町架道橋を目印に昌平橋交差点へ向かいました。
松住町架道橋は物語だと、紅莉栖の回想シーン、岡部と紅莉栖が最後に別れた後、「岡部・・・」とつぶやくシーンで一瞬だけ出てきます。この昌平橋交差点を右へ曲がり(メイリッシュから来た場合)坂を登り、お茶の水方面を目指しました。
※写真は万世橋方面から撮影したものなのでご注意ください。
湯島聖堂
湯島聖堂は『ゼロ』で、リーディングシュタイナーが発動し、α世界線へ行ってしまい、紅莉栖にβ世界線へ帰るように言われ、夜の街を悩みながら歩くシーンで登場します。
順天堂大学
こちらもゼロの方で、リーディングシュタイナーが発動し、α世界線から帰ってきた際に入院した病院です。写真は岡部が退院した際に、比屋定と会話した場所です。
聖橋交差点
岡部がまゆりを逃がすために地下鉄に乗ろうとした場所です。物語では信号と表札しか出てきてなかったと思います。
このB1出口から地下鉄駅に入っていきます。
お茶の水を巡って
お茶の水方面は、秋葉原から少し離れてしまうルートで、物語の中ではあまり登場してこないエリアです。秋葉原含めて歩いても半日程度で巡れますが、時間の無い方はお茶の水方面はカットもありかな?と思ったりもします。
でも、コンプリート魂に火がついてしまうと、がんばって歩いちゃいますよね(笑
シュタインズ・ゲートの聖地を巡って、まとめ
『シュタインズ・ゲートの聖地を巡って』いかがでしたでしょうか?
秋葉原はコンパクトな街なので、サッと流せばすぐに回れてしまいます。でも中身がかなり濃い街なので、ジトっとまわると1日あっという間に過ぎちゃう街なんですよね。もし時間があるなら秋葉原はゆっくり、アニメイトとかいろいろ見ながら巡るのが、自分的にはおすすめです。
そして、メイリッシュさん!シュタインズ・ゲートとのコラボ凄いワクワクしたし、スタッフさん、ラミネートカードと一緒にぬいぐるみ持ってきてくれる気遣いとか凄い良かったです^^ 秋葉原に行ったらまた寄りたいです♪
Links - 参考・関連 -
※こちらのサイト様を参考に旅をしてきました!ありがとうございました。